松川事件差戻判決[政]1961.8.8
松川事件差戻判決[政]1961.8.8
松川裁判は第一・二審とも有罪が判決されたが,事件発生から10年たった1959年8月に最高裁で原審破棄・差戻しが判決された.それを受けた仙台高裁の差戻審の結果,全員無罪で,警察・検察側に非がある趣旨の判決が下された.しかし,検察側は8月21日再上告し再び最高裁で争われることとなった.’63年9月12日,最高裁での無罪確定判決によってようやく終止符が打たれた.〔参〕松川運動史編纂委員会編《松川運動全史》1965.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。