国民年金制度[文]1961.4.1
国民年金制度[文]1961.4.1
被用者年金が適用されていない多くの労働者,零細な業者や農漁民などは,全国民が加入できる年金制度を要求していた.1950年代の後半には政府も〈皆保険〉とあわせて新たな〈皆年金〉構想をかためた.’59年4月に国民年金法が成立したが,社保協を中心に無拠出年金を中心とする国民年金闘争が激しく展開された.福祉年金は同年11月より,拠出年金の加入手続きは翌年からはじまった.〔参〕社会保障運動史編集委員会編《社会保障運動全史》1982.⇒1967[政]1.1.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。