第29回総選挙[政]1960.11.20
第29回総選挙[政]1960.11.20
岸内閣が〈60年安保〉で倒れたあと,1960年7月に成立した池田内閣は〈寛容と忍耐〉〈所得倍増政策〉を掲げ,政治の局面転換をはかった.同年11月20日投票の第29回総選挙で自民党は公認候補の当選者を前回より7人増やし,296人としたので,転換は成功と見なされた.社会党は145人で,この年1月の民社党結成後40代議士を失っていた痛手をかなり回復した.民社党は17人当選という惨敗であった.〔参〕杣正夫編《国政選挙と政党政治》1977.⇒1963[政]11.21.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。