衆議院〈暴力の排除に関する決議〉[政]1960.10.24
衆議院〈暴力の排除に関する決議〉[政]1960.10.24
1960年10月12日,東京・日比谷公会堂で開かれた3党首立会演説会で,社会党の浅沼委員長が右翼の少年に刺殺された.このあと開いた臨時国会の最終日,衆院は自民,社会,民社3党共同提案の〈暴力の排除に関する決議〉を可決した.成立の過程で,右翼テロを対象とすべきとする社会党の意向と,集団暴力をも対象にすべきだとする自民党の意向が対立した.決議文は折哀案となっている.〔参〕《朝日新聞》1960.10.24,25.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。