米,GEスト[国]1960.10.2
米,GEスト[国]1960.10.2
ゼネラル・エレクトリック社は労使関係における強硬路線で有名であった.5ヵ年協約の満期を迎え,組合(IEU)は2ヵ年協約,毎年3.5%の賃上げを内容とする協約改訂を申し入れた.これに対し会社側は協約期間3年,当初3%,1年半後4%の賃上げ(スライド制廃止)という案を示し,組合は拒否してストに突入した.21日間のストにもかかわらず結局会社側の条件で終結した.アメリカの使用者の強硬姿勢の典型的な例として注目される.〔参〕日本労働協会雑誌 1960年12月号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。