1960年国勢調査[文]1960.10.1
1960年国勢調査[文]1960.10.1
〈高度経済成長〉開始下の人口諸現象把握の意義をもった.調査項目として通学・通勤地,家計収入の種類を新設.人口集中地区集計を開始.総人口9341万8501人,少産少死による人口構成の壺型化が鮮明となる.若年人口の都市集中化傾向と世帯規模縮小傾向がみられる.労働力人口4403万人で産業別の就業者構成は農業33%,製造業22%,商業16%,サービス12%.就業上の地位別構成は自営業者46%,雇用者51%と比率が逆転した.〔参〕総理府統計局《日本の人口・昭和35年国勢調査の解説》1963.⇒1965[文]10.1.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。