法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   石川島重工・播磨造船の合併[経]1960.7.1

石川島重工・播磨造船の合併[経]1960.7.1

石川島重工・播磨造船の合併[経]1960.7.1

   石川島重工は,船舶用タービン,陸舶用ボイラー,各種産業用機械,航空用ジェットエンジンなどの重機分野では業界屈指の力を保持し,生産総額に占めるこれらの比率は70%を超えていた.しかし,船舶建造能力では三菱,日立,川崎重工などの造船大手と比べて劣っていた.そこで,造船分野の充実のために,もともと友好関係にあった造船大手の播磨造船との合併にふみきった.他方,播磨造船は造船分野で地位は高いが,重機部門が弱体であり景気の変動の影響を強く受けていたので石川島重工との合併によってその部門の充実をはかった.こうして,造船重機業界のトップ企業が誕生した.〔参〕《石川島重工業株式会社108年史》1961.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ