中ソ論争[国]1960.4.16
中ソ論争[国]1960.4.16
中国共産党とソ連共産党との間で国際共産主義運動の原則的問題をめぐって行われた論争.この論争は1956年のソ連第20回党大会でのスターリン批判をめぐる両党の意見対立に始まり,’60年4月16日,中国側が〈レーニン主義万歳〉などの論文を発表,ソ連平和攻勢にとって基礎となる命題を批判したことにより論争が公然となった.以後,平和共存,スターリンの評価,社会主義革命における平和的移行などの点について両党間で激しい論争が行われた.〔参〕菊地昌典ほか《中ソ対立》1976.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。