シャープビル事件[国]1960.3.21
シャープビル事件[国]1960.3.21
南アフリカのヨハネスブルクに近いシャープビルで,パス法など人種差別政策に反対する抗議行動がパンアフリカ会議(PAC)の指導下で展開された.これに対して警察側の一方的な発砲攻撃があり,死者69人,負傷者200人の犠牲者が出た.この事件後,政府はPAC,アフリカ民族会議(ANC)を非合法化するなど言論・思想の自由に対する弾圧を強化した.〔参〕岡倉登志《ブラック・アフリカの歴史》1979.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。