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日経連の賃金白書[経]1960.1.25

日経連の賃金白書[経]1960.1.25

   ’60年春闘を前に発表された〈日本経済の安定成長への課題と賃金問題〉と題した冊子をいう.(1)現在の好況も限界があり,賃金も大幅な上昇より長期安定的な上昇が必要,(2)賃金決定は経済,企業の安定成長計画に沿った長期的視野からなされるべきで,安定賃金が今後の労使の中心課題,(3)技術革新下で年功給体系の同一労働同一賃金体系への接近が必要,というものであった.〔参〕《資料労働運動史・昭和35年》.《日経連30年史》1981.⇒1960[労]4.15.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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