日本的労働組合主義[労]1960.1.23
日本的労働組合主義[労]1960.1.23
総評主流の民同左派幹部のグループである総評労働者同志会(太田・岩井・宝樹・安恒ら)が,民主社会党結成による民同派内の組織動揺をおさえるため発表した文書〈労働運動の前進のために〉で明らかにした労働運動の新指導理念.それは,〈西欧的な組合主義を踏襲している全労の組合主義とは根本的に異なる日本的な新組合主義〉を宣言し,政治闘争と経済闘争の関係を中心に新理論を展開した.〔参〕《総評20年史・上》1974.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。