貿易為替自由化[経]1960.1.5
貿易為替自由化[経]1960.1.5
1950年代末までの日本の輸入貿易は,外貨割当制や地域差別をおこなう制限貿易であった.政府は貿易為替の自由化を促進するために,〈貿易為替自由化促進閣僚会議〉を設置して,〈貿易為替自由化計画大綱〉を閣議決定し自由化を進めた.これは自由化によって合理化と重化学工業化の促進をねらったものであった.貿易自由化率は’63年末には9.2%に達した.〔参〕有沢・稲葉編《資料戦後20年史・経済》1966.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。