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三池闘争[労]1959.12.8

三池闘争[労]1959.12.8

   三井鉱山は中労委の斡旋が不調に終わるや1959年12月11日,全6山のうち希望退職者数が満たない三池労組にたいし1278人の指名解雇を通告した.三池労組は’53年の企業整備反対闘争(英雄なき113日の闘い)の勝利後,職場の民主化,労働条件の改善,作業配置の公正化,保安重視の運動などを通じて職場からの組合づくりをめざす職場闘争を展開してきた.その組合執行部・職場分会・地域分会等の役員や経験者約300人が〈生産阻害者〉として指名解雇を通告された.以降,職場活動家の解雇問題が三池争議最大の争点となる.〔参〕三池労組編《みいけ20年》1967.⇒1960[労]1.25.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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