国労第19回大会[労]1959.7.22
国労第19回大会[労]1959.7.22
国鉄志免炭鉱払下げ反対闘争のさなかに開かれたこの大会では,志免闘争の指導と6月参議院選挙の自己批判をめぐる論議が焦点となった.とくに参議院選挙敗北にからむ機関決定違反と政党支持の自由については長時間の論議が交わされた.〈特定の政党や候補を機関決定でしばるのは誤り〉とする意見が否決され,〈自由な討論によってきまった結論には従うのが組合民主主義〉とする動議が可決された.この国労大会直後の8月26日から開かれた総評大会では,運動方針中の〈社会党支持〉の部分が否決となり,注目された.〔参〕《国鉄労働組合20年史》1967.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。