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警察官職務執行法改正案[政]1958.10.8

警察官職務執行法改正案[政]1958.10.8

   〈公共の安全と秩序維持〉のためとして令状なしの身体検査や逮捕状なしの留置,土地建物への立ち入り権の拡大,集会など大衆行動の中止・解散など警察官の職務権限を著しく強化させた法案.当時高揚していた勤評闘争を抑え,さらには安保改定・憲法改正にむけて大衆運動を強権的に取り締まろうとする岸内閣の政策であったが,反対運動の前に廃案となった.〔参〕思想1959年2月号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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