総評,勤評反対・民主教育を守る国民大会[労]1958.8.15
総評,勤評反対・民主教育を守る国民大会[労]1958.8.15
勤務評定が全国一斉に強行実施されようとするなかで,3月8日の日教組〈反動文教政策に反対する全国統一行動〉を端緒に,反対闘争が,東京,和歌山,高知,北海道,群馬,京都,大阪,福岡,鹿児島等で,教員組合運動史上もっとも激しい対決として展開された.日本子どもを守る会や国民文化会議,日教組等16団体による〈勤評反対・民主教育を守る会〉の発足(6.25)や,総評第10回大会(7.21~24)における勤評闘争を全労働者の民主教育防衛の共闘課題とする確認などの流れのなかで,7者共闘として反対闘争を発展させていた和歌山で,近畿各県地評,〈守る会〉の共催により総評主催の国民大会が開かれた.全国から教職員,労働者,学生,父母4万7千人が参加,勤評反対を全民主勢力の闘争課題とする集会になった.〔参〕《日教組20年史》1967.⇒1958[労]9.15.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。