法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   ミラード提案[労]1958.6.28

ミラード提案[労]1958.6.28

ミラード提案[労]1958.6.28

   国際自由労連は,全労会議の一括加盟申請について総評の動向を配慮して取扱いを保留し,実情調査団を来日させた.調査団長のミラード自由労連組織部長は6月28日離日にあたり〈日本労働戦線統一の1つの試みとして総評・全労・中立による共闘委員会を2ヵ年設けたらどうか〉と提案した.宝樹全逓委員長ら総評系幹部のなかには賛成論もあったが,全労は慎重な態度をとり,同年末の全労大会で,(1)組織上の信義を守る,(2)階級闘争至上主義の清算,(3)自由な労働運動の推進,(4)共産党との絶縁,という4条件をきめたうえで,総評・中立労連・新産別などに話し合いを呼びかけた.〔参〕《全労10年史》1968.⇒1958[労]12.2.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ