全日農(全日本農民組合連合会)[社]1958.3.24
全日農(全日本農民組合連合会)[社]1958.3.24
1957年12月の農民戦線統一協議会の結成後,日農全国連,全農,新農建3派による全合同の動きが進み,’58年3月24日農民組合統一全国大会が開催された.ここで農民解放の統一組織として新組合・全日農が結成された.とくに組合と政党との関係を自己批判して,戦後11年にわたる農民戦線の分裂に終止符をうち,農村における農民の団結を基礎とする運動方針を決めるなど,新しい農民運動の創造と展開をめざす出発点となった.代表委員野溝勝・稲富稜人・三宅正一,書記長上林与市郎.組織人員は自称25万人.〔参〕《全日農20年のあゆみ》1978.⇒1988[社]12.2.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。