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日教組第16回臨時大会,非常事態宣言[労]1957.12.22

日教組第16回臨時大会,非常事態宣言[労]1957.12.22

   文部省の指導のもとに都道府県教育長協議会が勤評のヒナ型としての〈試案〉を決定(12.20)し,勤評をテコとする政府・自民党の教育統制と日教組対策が全国的に展開されようとしていた.ここで日教組は勤評阻止闘争の態勢を確立するために東京・九段会館で第16回臨時大会を開催した.愛媛での勤評闘争の教訓をふまえ,教師への勤評の政治的性格とねらいを明らかにして各県・職場での闘争態勢の確立を緊急課題として確認,勤評の強行実施の暴挙は民主教育の〈非常事態〉であることを宣言した.1958年の全国各地域での民主勢力の共同闘争の発展の契機となった.〔参〕都教組編《勤評闘争10年》1970.⇒1958[労]9.15.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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