国鉄職能別労組連合[労]1957.11.20
国鉄職能別労組連合[労]1957.11.20
5月の春闘処分撤回闘争の頃から国労分会の一部に指令返上の動きがあり,7月の新潟闘争時には各地で国労脱退が始まり,8月以降新組合結成がつづいていた.〈自由にして民主的労働戦線の統一〉を掲げた7月21日の新組合結成準備会を経て,11月20日から国鉄職能別労働組合連合結成大会が開かれ,大会2日目に一般職・運輸・工作の3職能別労組が結成され,のち3組合の連合組織として出発した(委員長菅原栄悦,2000人).国労新潟地本から分裂して9月1日に結成大会を開いた新地労(国鉄新潟地方労働組合,委員長赤津友三郎,1400人)はその後勢力を伸ばし,各地方組合との連合を経て職能連と連合し,のちの鉄道労働組合の中核となる.〔参〕《資料労働運動史・昭和32年》・鉄労新潟地本編《伸びよ鉄路の果てまでも》1971.⇒1968[労]10.19.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。