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品川白煉瓦事件判決[政]1957.11.14

品川白煉瓦事件判決[政]1957.11.14

   法人格なき組合の組合員612人から5ヵ月のあいだに511人が逐次脱退し,別組合を結成した.別組合員らは組合の組合財産に対し均一の分割請求権があると主張したが一審,二審では否定された.最高裁第一小法廷は法人格なき組合の財産を総有財産と考え,本件脱退が分裂に該当するかどうかを問わず組合財産への組合員らの分割請求権を否定した.〔参〕籾井常喜〈組織分裂と組合財産帰属〉季刊労働法77号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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