鉄鋼労連争議[労]1957.10.8
鉄鋼労連争議[労]1957.10.8
鉄鋼労連が組織した最大の賃上げ争議.この年,秋闘で3000円(大手組合)の賃上げを要求して産業別統一闘争を組織,11波19日間の波状ストを実施したが,経営側の結束は固く,ゼロ回答を破れず終息.この争議と1959年争議における組合の敗北とによって,春闘における〈鉄の一発回答〉体制ができあがり,組合内部における指導部の交替がもたらされる大きな契機となった.〔参〕鉄鋼労連編《鉄鋼労働運動史》1971.⇒1959[労]3.20.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。