全国労済連[労]1957.9.29
全国労済連[労]1957.9.29
労働者共済生協(労済)は,1954年12月1日大阪にはじまり,翌’55年5月1日新潟にも誕生したが,いずれも府県レベルの労働者福祉対策協議会を母体としている.当時の政府(小坂労相)の新労働政策構想による官製労働者共済事業計画を打ち破る目標をもっていた.その後各県に労働者共済事業が誕生,’55年10月の新潟大火を契機に各県労済の再共済機関として全国労済連がつくられ,’76年10月における全国組織統合の結果,現在の全労済となっている.〔参〕《労働者共済運動史資料篇(1~9)》1973~1988.⇒1957[労]6.28.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。