労福協(労働福祉中央協議会)[労]1957.6.28
労福協(労働福祉中央協議会)[労]1957.6.28
1950年9月12日に結成された中央福対協(中央労働福祉対策協議会)が,中央・地方を通じ一体となった労働福祉活動を強化するため,名称を労働福祉中央協議会(労福協)と改めた.さらに’64年11月7日,労働者福祉中央協議会(中央労福協)と改称し今日に至っている.労福協の組織機構は,一方で生協,労働者共済,住宅,労金など労働者福祉事業団体と他方で労働組合の中央・地方諸組織からなっており,いわば両者の結節点となっているのが労福協であり,今日の中央労福協である.’50年9月の設立趣意書によれば,(1)組合員の福祉増進に資すること,(2)政府,国会および経営者への働きかけ,(3)民主的な連絡調整・指導機関たることを掲げている.機関紙〈労働者と福祉〉.〔参〕中央労福協《中央労福協・労働者福祉運動のあゆみ》1979.⇒1957[労]9.29.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。