国労抜き打ちスト［労］１９５７．３．２３

   すでに妥結していた業績手当の２３日支給を前に国鉄当局は，２６日の最賃制要求の実力行使を中止しなければ支給できないと通告し，国労は２３日１４時までに話がつかない時は職場大会を実施するとの指令を出した．１４時頃から東京周辺の国電がストップしたのを始め各地で列車の運休・遅延が続出．当局は１６時近くになって支払いを命じ，闘争指令は解除されたが各地で乗客とのトラブルが発生した．〔参〕《国鉄労働組合２０年史》１９６７．⇒１９５７［経］５．８．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。