西独・金属工スト[国]1956.10.24
西独・金属工スト[国]1956.10.24
疾病時の労働者にたいする職員並みの賃金継続支給と年次有給休暇の改善を要求し,造船業を中心に展開され,西独の史上最長のストとなった.州政府と並んで連邦政府も介入し,二度の調停で,ようやく収拾された.妥結した協約はその後の〈賃金継続支給法〉成立の基礎となった.一方,使用者団体はストの損害賠償を組合に求める訴訟を起こし,勝訴した.〔参〕戸塚秀夫・徳永重良編《現代労働問題》1977.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。