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鉄鋼労連争議[労]1956.8.21

鉄鋼労連争議[労]1956.8.21

   前年同様秋闘のなかで組織された賃上げスト.中小を含めた初の統一闘争であり,また,退職金引き上げが賃上げ(大手2500円)と同時に要求された.後者は,進行する技術革新のなかで地位が低下しつつある中高年労働者の要求をくみ上げたものであった.各組合のスト権投票は高い賛成率(約90%)を示し,ストも計3波(144時間)が統一ストとして実施された.とはいえ,今回も八幡労組と他労組との意見対立が表面化した.結果は,大手700円の増額などで終息した.〔参〕《鉄鋼労働運動史》1976.⇒1957[労]10.8.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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