米,鉄鋼スト[国]1956.7.1
米,鉄鋼スト[国]1956.7.1
全米鉄鋼労組は前年の2ヵ年協約発効から1年後の6月30日を協約失効日に指定し,賃金引き上げを要求したが,使用者側は協約の有効期間を従来の2年間から5年間に延長することを逆提案した.組合は協約期間中の購買力確保の保障がないことを理由に拒否し,協約失効とともに50万人がストに突入した.連邦斡旋局が調停をすすめ,政府も介入して,7月27日,有効期間を3年とし,順次賃上げを行うことで収拾された.〔参〕アメリカ労働省《アメリカの鉄鋼争議と団体交渉》1963.⇒1959[国]7.15.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。