ポズナン事件[国]1956.6.28
ポズナン事件[国]1956.6.28
第2次大戦後,ポーランドでは6ヵ年計画(1950~55)により社会主義的工業建設と農業の集団化が強行された.しかしスターリンの死,ソ連共産党20回大会などを契機として,ポズナンの労働者が市内の警察,公安部で武器を奪い,軍隊と衝突した.この事件は’56年10月の統一労働者党中央委総会でゴムウカ(ゴムルカ)の第一書記復帰と〈社会主義へのポーランドの道〉の路線を採択するきっかけとなった.〔参〕矢田俊隆編《東欧史・新版》1977.⇒1970[国]12.14.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。