憲法調査会[政]1956.6.11
憲法調査会[政]1956.6.11
鳩山内閣当時,自民党の幹事長であった岸信介は,憲法調査会設置法を通過させた.1年余の期間をおいて,岸内閣段階で,憲法調査会は社会党不参加のまま発足することになる(1956.8.14).会長には宮沢俊義が予定されたが断わられ,高柳賢三が就任.宮沢は,大内兵衛,南原繁,我妻栄らとともに憲法問題研究会を発足させた(’58年6月).憲法調査会は,憲法改正の要否について結論を出さずに,膨大な調査報告と討議録を残して,’64年7月,幕を閉じた.〔参〕《朝日年鑑・1965年版》.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。