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国労広島要員闘争[労]1956.5.30

国労広島要員闘争[労]1956.5.30

   国鉄当局の定員削減と作業量の増大に対して,業務切捨闘争の反復によって当局業務マヒを意図した闘争.新潟地本とともに広島地本の闘争が最も目立った.とくに西宇部駅では,5月17日から連結手,荷扱手が減員されたが,5月30日,組合は順法闘争を行い列車遅延が続発した.闘争はしだいに他にも広がり処分も発生,重大問題化したが,6月11日,(1)西宇部駅の委員措置を考慮する,(2)これ以上の処分者を出さないなどの条件で妥結した.だが問題が抜本的に解決したわけではなく,この後も尾を引いた.〔参〕国鉄労働組合広島地方本部《鉄路を燃やす闘魂の歩み》1969.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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