炭労争議[労]1956.3.19
炭労争議[労]1956.3.19
炭労の1956年1月以降の賃金協定闘争.経営側のここ数年来の賃金据置き回答に対し,2月27日,炭労は3月19日から全山一斉部分スト(原炭搬出拒否)を指令した.これに対し経営側は部分スト突入の初日,史上初めて全山一斉にロック・アウトを行い対抗した.ロック・アウトは中労委斡旋案を労使がうけ入れ4月2日に解除されるが,経営側はこれ以降部分スト対策に自信を深めた.結果は一時金を中心に若干の賃上げにとどまった.〔参〕《炭労10年史》1964.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。