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自主憲法期成同盟[政]1956.2.中

自主憲法期成同盟[政]1956.2.中

   憲法改正派の動きで主だったものとしては,(1)神川彦松・矢部貞治らによる憲法研究会(1953年秋発足),のち自主憲法期成同盟(’55・5・21発足),(2)自由党の憲法調査会(’54・3・12発足),(3)緑風会の広瀬久忠を会長とする自主憲法期成議員同盟(’55・7・11発足),(4)自民党の憲法調査会(’55・12・20発足)などをあげることができる.これらの組織は競合するように改正案を発表したが,そこでは,憲法前文の書き直し,天皇を象徴から元首へ,戦争放棄から自衛戦争の容認へ,基本的人権の公共の福祉論による規制等が主張された.〔参〕《憲法調査会資料,総・56,憲法改正問題の推移》1961.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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