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56春闘[労]1956.2.15

56春闘[労]1956.2.15

   公労協を主にした官公労も初参加し,スケジュール闘争のモデルとなった春闘.2月15~20日の第1波統一行動は官公労だけが参加した.公労協関係は,2月29~3月15日にかけ,相ついで調停案を受諾した.3月8日~15日の第3波統一行動は,公労協,合化,私鉄を中心とし,とくに国鉄で列車の運休・遅延,全逓で郵便物遅配が出た.3月18~27日の第4波は,19日からの炭労無期限ストを中心に闘われた.合化は大半が解決に向かった.かくして官民結合の春闘となったことにより,前年に比べ大きく高揚した.妥結結果も労働省調べで,民間1063円,6.3%と前年妥結水準を上回った.〔参〕小島健司《春闘の歴史》1975.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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