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家庭電化ブーム[文]1955.12.-

家庭電化ブーム[文]1955.12.-

   1953年末電気洗濯機が家電製品としてはじめて登場,相ついで売り出された電気冷蔵庫・テレビの3つは〈三種の神器〉と呼ばれ新しい耐久消費財として急速に普及した.これは軽電・電子工業における技術革新と高度成長期に入った国民の生活水準の上昇による生活構造の変化を劇的に示している.この後電気釜・電気ごたつ・電気掃除機等続々と登場,家事労働を軽減,変貌させた.量産化の進行が価格を低下させさらに需要を拡大した.〔参〕山田正吾《家電今昔物語》1983.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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