賃金綱領行動試案[労]1955.10.19
賃金綱領行動試案[労]1955.10.19
1952年の賃金綱領草案をさらに具体化し,春季賃金闘争の理論的意義を明らかにするため,総評賃金綱領委員会によって作成され,10月19日に公表された試案.賃金は労働者階級と資本家階級の力関係によって決定されるとの考え方に立ち,全国的な産業別統一闘争による賃金引き上げの実現を強調した.だが討議はその後,それ以上には進まず,ほぼ試案のままで終わった.〔参〕《資料労働運動史・昭和30年》.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。