鉄鋼労連産業別統一闘争[労]1955.9.6
鉄鋼労連産業別統一闘争[労]1955.9.6
前年の賃上げ闘争が経営側の厚い壁に阻まれたことと日鋼室蘭争議の敗北を受けて組織された事実上初の産業別統一賃金闘争.大手5組合の統一要求は2000円+α,妥結は825円~1700円.この争議の意味は,’53年以来追求されてきた,大手5組合を中心とした産業別統一闘争を曲がりなりにも組織し,’50年代後半の統一闘争高揚への足がかりとしたことにある.〔参〕鉄鋼労連編《鉄鋼労働運動史》1971.⇒1956[労]8.21.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。