部落解放同盟[社]1955.8.27
部落解放同盟[社]1955.8.27
部落解放全国委員会を中心に進められてきた部落解放運動は,26府県に1千支部以上の組織ができるところまで発展した.同委員会の第10回全国大会は部落解放同盟への名称変更を決定した.それは部落解放運動の大衆的な新しい発展を示していた.部落解放同盟の発足後,社会党が〈部落解放綱領〉を発表(1957年2月),共産党も党の綱領案に部落解放政策をのせる(1958年7月)など,部落解放運動は新展開をみせた.〔参〕部落解放研究所編《部落解放運動基礎資料集》1,1980.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。