アジア・アフリカ会議[国]1955.4.18
アジア・アフリカ会議[国]1955.4.18
1954年ジュネーヴ会議中に東南アジア5ヵ国による首脳会議がもたれた際,インドネシアの提案によりアジア・アフリカ会議の開催が決定された.これにもとづきインドネシアのバンドンにおいて第1回アジア・アフリカ会議が29ヵ国の参加を得て開催された.会議ではSEATO(東南アジア条約機構)など軍事ブロック参加国が,反植民地主義や平和5原則の承認を求めるインドネシア,インド,エジプト,中国等の諸国と対立した.しかし,会議は最終的に,民族自決の原則を支持し,平和5原則を土台とするバンドン10原則をもりこんだコミュニケの採択に成功した.〔参〕歴史学研究会編《アジア現代史・3》1981.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。