全鉱賃金争議[労]1955.3.31
全鉱賃金争議[労]1955.3.31
大手は3月30日に1000円の賃上げ要求を提出したが,会社側は全鉱の統一闘争を忌避し賃上げにも強い難色を示した.全鉱は5月6日,一斉24時間ストを皮切りに実力行使に入り,6月に入っても強力なストを反復し争議は長期化した.結局,会社側は6月中旬,約420円賃上げを提示,組合側も早期解決気運が高まるなかで17日にストを中止し,43日間の実力行使をもって終結した.〔参〕《全鉱20年史》1967.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。