反民主主義活動対策協議会[政]1954.9.15
反民主主義活動対策協議会[政]1954.9.15
共産主義対策の策定を目的として設置された.内閣の更迭とともに運営を停止し,事実上,自然消滅の形となり,鳩山内閣段階において,閣議決定で廃止された(1954.12.28).反共政策を表面的に打ち出すことは選挙対策上好ましくない,とするのが廃止の理由.共産主義活動に関する情報収集は,従前どおり積極的に行うよう内閣調査室に指示された.〔参〕《毎日新聞》1954.12.20,12.28.⇒1952[政]4.9,1952[政]7.21.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。