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黄変米[文]1954.7.24

黄変米[文]1954.7.24

   1952年1月,輸入ビルマ米から多量の黄変米が発見された.カビの繁殖による毒性については,ほぼ判明しながら毒の研究が不十分のまま輸入がつづけられ,さらに,滞貨一掃のため,政府は’54年7月毒性規準を引き下げて配給強行を決定した.関係学者は一斉に非難,主婦連中心の反対運動が激化した.8月1日には婦団連総会で反対決議がなされた.やがて政府は配給を一時見合せ,現地調査団の派遣などの措置を講じた.〔参〕《朝日年鑑1955年版》.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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