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大阪証券取引所争議[労]1954.6.20

大阪証券取引所争議[労]1954.6.20

   近江絹糸と並んで1954年の〈人権スト〉が闘われたのが,証券取引所であった.大阪証券取引所で,1954年5月15日に,IBMを使用する計機課の有志が2部制廃止を理事者に申し入れたが拒否されたため,6月20日に組合を結成し,翌日,(1)ユニオン・ショップ制承認,(2)賃金5割増額等を要求し交渉に入ったが7月23日に決裂した.その後,8月23日から無期限ストに突入したが,30日にユニオン・ショップ制承認,33.5%の賃上げ等で解決した.なお,この後,東京,名古屋など都市の取引所でも組合が次々と結成され,争議が行われ,いわゆる証券取引所争議として注目された.〔参〕《資料労働運動史・昭和29年》.⇒1954[労]7.28.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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