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全労(全日本労働組合会議)[労]1954.4.22

全労(全日本労働組合会議)[労]1954.4.22

   総評第4回大会の結果,民労連は総評の内部改革を断念し,新組織の結成を決定した.この方針にもとづいて海員組合,全映演,全繊は総評を脱退し,1953年10月20日に総同盟,常炭連とともに新組織準備世話人会を開いた.その後,数次にわたる世話人会と結成準備総会を開き,全労を結成した.設立当初全労は,連絡協議機関としての性格が強かったが,加盟人員は84万人を数え運動方針も総評とは対照的であったため,総評とともに労働戦線を二分することになった.また,全労は,総同盟と総評を脱退した3つの産別組合から構成されていたためナショナルセンターとしての性格が強まるにつれて,全労と総同盟の各々の地方組織の間に組織競合が生じうる組織矛盾を抱えていた.〔参〕《総同盟50年史》3巻.《全労10年史》1968.⇒1964[労]11.11.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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