法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   教育2法反対闘争[労]1954.3.14

教育2法反対闘争[労]1954.3.14

教育2法反対闘争[労]1954.3.14

   教育2法とは〈義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する臨時措置法〉と〈教育公務員特例法の一部を改正する法律〉のことで,教育公務員の政治活動を禁止し,違反した者には懲役・罰金などの刑罰を科するというもの.日教組は,これが教員ばかりでなく国民の自由を奪い,軍国主義復活を促進するものとして強く反発.制定の動きがみられ始めた早い時期の1954年早々から抗議行動を開始し,以後,積極的に反対運動を展開した.また,日本教育学会,全国教育委員協議会,小学校長会,中学校長会等も反対を表明したが,政府は5月29日これを強行可決し,6月3日公布した.〔参〕《日教組10年史》1958.⇒1956[労]2.20.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ