MSA協定[政]1954.3.8
MSA協定[政]1954.3.8
米国の国内法=相互安全保障法(MSA)にもとづき締結された日米相互防衛援助協定.米国が日本に軍事援助をし,日本が防衛力強化(自衛隊の設置),軍事秘密の保護(MSA秘密保護法),軍事顧問団を義務として受け入れることを主な内容とし,日米安保条約をさらに一層相互化して強化した点に特徴がある.なお,この協定と同時に余剰農産物(主として小麦)購入協定など3協定にも調印した.〔参〕民科法律部会編〈安保条約――その批判的検討〉(法律時報1969年5月臨時増刊).
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。