太田薫総評指導部批判[労]1954.3.5
太田薫総評指導部批判[労]1954.3.5
全労結成に至る潮流と並行して,高野事務局長の指導に批判的な潮流が太田合化労連委員長を中心に総評内部に形成された.合化労連臨時大会で一挙に爆発,反響をよんだ太田の〈種々の政治的カンパに急で,労働者の前進にとって重要な闘争には極めて冷淡〉だとの批判は,総評運動を地域ぐるみの反合闘争から産業別の賃上げ闘争=春闘に転換させる一石となった.〔参〕村上寛治ほか《総評30年の軌跡》1980.⇒1954[労]7.12.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。