炭労争議[労]1954.1.28
炭労争議[労]1954.1.28
1953年秋〈’53年10月~’54年9月賃金協定〉闘争で基準賃金4000円アップを要求.166日間の交渉後600円アップで’54年3月に妥結した.この間炭労は,保安闘争,時限スト,24時間スト,原炭搬出拒否闘争を反復.なかでも原炭搬出拒否闘争は,運搬系統の少人数を指名ストにいれ,全生産を停止し〈犠牲が少なく敵に打撃を与える戦術〉として炭鉱各社のみならず日経連をも驚愕させた.〔参〕《炭労10年史》1964.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。