松崎製糸争議[労]1953.12.1
松崎製糸争議[労]1953.12.1
埼玉県熊谷市の松崎製糸(従業員約150人)で,退職金制度の確立と全蚕糸労連の交渉参加の要求にたいし,会社は組合長の配転,つづいて執行部の婦人3人の配転を通告した.若い女子労働者は,12月1日,無期限ストに入り,第2組合の結成,工場閉鎖,父兄を使っての切り崩しにも屈せず闘い,配転,工場閉鎖を撤回させた.この争議は,同じ状態の製糸労働者に強い影響を与えた.〔参〕《日本労働年鑑》27集.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。