公労協(公共企業体等労働組合協議会)[労]1953.10.28
公労協(公共企業体等労働組合協議会)[労]1953.10.28
1952年の公労法改訂で新たに適用範囲が5現業労組などに拡大されたのを契機に,仲裁裁定完全実施をめざし,’53年秋闘を前にして結成された.当初,国鉄(国労,機労),電電(全電通),専売(全専売)の3公社と郵政(全逓),林野(全林野),印刷(全印刷),造幣(全造幣),アルコール専売(アル専)の5現業労組から成っていた.’56年より春闘に参加し,春闘,ILO87号条約批准闘争,スト権奪還闘争などで重要な役割を果たした.なお,’82年10月の公労法改訂でアル専が適用除外となり,ついで’85年4月以降,電電や専売の民営化,’87年4月以降の国鉄民営化によって,4現業労組の協議体となった.〔参〕《公労協20年の歩み》1973.⇒1953[労]11.21.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。